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一澤帆布(旧)

      2015/08/30

旧一澤頒布の時計

そういえば、今日、知人と話をしていた流れでなんとなく思い出し、久しぶりに旧一澤帆布で購入した時計を取り出してみました。今となってはレアになるんでしょうか、盤面にロゴが入った自動巻き時計です。


旧一澤帆布の頃に数度、何度か行った記憶があります。
旧一澤頒布の時計
当時もどうも緑系の色が好きだったようで、この時計と時計の下敷きにしている縦長の手提げ袋を別々の機会に購入しました。今でも全くほつれたり擦れたりしていることもなく、実に丈夫で頑丈な鞄です。
旧一澤頒布の鞄
そういえば、時計は購入して2年も経たず、ムーブメントが壊れました。まあそれ自体は致し方ないのですが、修理に出そうかなと思っていたら一澤さんのお家が大変な騒動になってしまいました。「あー今は無理かな」と思い、時計をすっかり放置して数年後、「一澤帆布」の向かいの位置に「信三郎帆布」が開店したということで、そちらへ修理ができないかを問い合わせしてみました。
回答としては可能だということでしたが、当時はまだ揉め事も解決していなかったので「一澤帆布と信三郎帆布は会社としては別だよと理解したうえで修理に出していますよ」という旨の書類にサインをして修理品に添えるように求められたと記憶しています。書類の内容はうろ覚えですが。
(元)銀行家の長兄さんの(世間的な評価で見れば)横やりで大変なことになっているな、と思ってはいましたが、なんだかその書類を見て微妙に兄弟の骨肉な争いに巻き込まれたような気分を感じ、時計はせっかくなので修理をしていただいて、しかしながらそれからお店には一度も足を運んでいません。
旧一澤頒布の鞄
ちなみに、鞄は大事に取っておいたわけではありません。15年近く前に購入して、割と乱雑に扱ってきたと思います。本当に愛想もない鞄ですが、実にいい品だと思います。
さらに蛇足になりますが、時計も綺麗な状態なのですが、(今はちゃんと動きますが)こちらは壊れてた年数も長く、自動巻きなのは良いのですが月初の日付の調整が存外面倒だと感じて、ほとんど使っていない状態です。売り飛ばすとかは考えていませんが、よく考えたら確か袋に入れられていた気がするな。あの袋はなくしてしまった気がする。今にして思えばもったいないことです。

そんな感じの、なんとなくの更新。

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