Windowsの「Thumbs.db」ファイル
2015/08/30
私は仕事柄、「全てのファイルを表示する」設定でWindowsを使っているのですが、そうなるとどうしても「Thumbs.db」ファイルが気になるのです。ファイル数にカウントされて勘違いの元になるし、ファイル属性柄コピーや削除をする時にダイアログで確認を取られてしまって終わるまで放置をしておくつもりがここでストップしてしまったり。
というわけで、メモ的にこのファイルを「作らせないようにする」設定を書いておこうと思います。
とりあえず、できちゃったものは随時削除するしかないのですが、
実に邪魔な存在です。でも、ファイルを全て表示する設定は変えたくないです。そんな方は以下を試してみてください。
WindowsXPの場合
エクスプローラのメニューバーから「ツール>フォルダオプション」を表示。
「表示」タブの中にある「縮小版をキャッシュしない」にチェックを入れるとThumbs.dbが作成されなくなります。
Windows7 Professional以降のエディションの場合
Professional以上のエディションならグループポリシーエディタでこんな感じでいけるようです。
まずは「ファイル名を指定して実行」で
gpedit.msc
このように入力します。
そして、ツリーから「ユーザの構成>管理用テンプレート>Windowsコンポーネント>エクスプローラ」を選びます。
その後、
・「非表示のthumbs.dbファイルで縮小表示のキャッシュを無効にする」を「有効」に変更
・「縮小表示の画像のキャッシュをオフにする」を「有効」に変更
以上で完了です。
Windows7 Home系エディションの場合
Home系のエディションにはグループポリシーエディタがないようなのでレジストリを編集します。
まずは「ファイル名を指定して実行」で
regedit
このように入力します。
「HKEY_CURRENT_USER> Software> Microsoft> Windows> CurrentVersion> Policies> Explorer」を選びます。
Policiesが抜けないようにご注意を。
ここで、値を新しく作成してやります。
作成するのはDWORD値です。
そして、以下のように設定します。
・名前:NoThumbnailCache
・値:1
レジストリエディタを終了します。
なお、やっぱりThumbs.dbを作成したい場合は、NothumbnailCacheの値そのものを削除してください。
以上です。