オ・グルニエ・ドール
2015/08/29
オ・グルニエ・ドールというパティスリーが京都にあるのですが、行ってやらかしてみました。具体的には、ケーキを馬鹿みたいに買ってみました。
オ・グルニエ・ドールはなんでも
店名の「AU GRENIER D’OR」はフランス語で金の蔵という意味で西原金蔵シェフの名前が由来になっている。 GRENIERは蔵でORは金である。
なんだそうで、なんというか、関西人だ。(偏見)
まあしかしともかく、本当に大量に買いました。
14点、お値段は6000円超え。
でも1つにつき430円程度ですので、言うほどお高いわけではありません。
写真左側のケーキがよく見えてないので、別アングルから。
多分ですが、縦割りに左側3つが上から「モンブラン」「タルトタタン」、「グレープフルーツとカシューナッツのタルト」。真ん中上が「イチゴのタルト」、下が「木の実のタルト」。そして右側が上から「ノエルレアチーズ」「マロンタルト」そして「ピラミッド」。それから、モンブランとタルトタタンの左側にも1つ隠れています。「ランゴショコラ」。
右側の箱は、左側上が「プティポット・オ・フロマージュ」、下が「ポワブルショコラ」。右側上が「ジャスミンティーのプティポット」、下が「カスタードプリン」。
なぜ多分なのかと言うと、買いすぎてどれがどれやらなのです。
そしてもちろん、全部食べました。完食という意味ではないですし、ひとりで食べたわけではもちろんありません。結果、どれを食べても美味い。
びっくりするほど、美味しいです。
ひとつくらいハズレがあるのでは、と疑ってましたが、全然。とんでもない。どれもこれも美味しかったので相当びっくりしました。
特にびっくりしたのは、チョコレート系。
ピラミッドはもとより、ポワブルショコラも、とにかくチョコレートクリームがこんなにも美味いのかと心からびっくりしました。「美味しいチョコレートクリーム」を食べたのは初めてかもしれない。
そして、苺がのった、左側が多分ノエルレアチーズと、右側が多分イチゴのタルト。イチゴがとにかく甘く美味しくて、ナパージュというらしいですが、果物をコーティングしているゼラチンのようなあれ。あれが多分、通常のナパージュではなくてちゃんと苺の味がついた何かなんです。
生クリームもレアチーズも、まあとにかく甘すぎずこってりしすぎず、上品に美味しい。
なんだこれは。
見た目がとにかくお洒落なお菓子は本当に多いですが、味までちゃんと楽しめるものは今まで食べたことがなかったので、今回は実に感動しました。
こういう、なんていうか、細工っぽい繊細な感じのお洒落さはとても好きです。
いや、ご馳走様でした。