THE IDOLM@STER MOVIEを観てきました。
2015/08/30
アイキャッチはパンフレットの表紙から拝借。
THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!を観てきました。
ジブリも含めてアニメの映画をほとんど映画館で観ないので、映画館でアニメ映画を観たのすごい久しぶりです。今回もネタバレが大層豊富なので、ネタバレが嫌な人は観てはいけません。
ひとこと感想を述べるなら、何分経過しても春香さんが黒くならなかった。付け足すなら、2時間超えってゼロ・グラビティより長い。そんな感じです。
後は、「お約束ネタ」が思いの外ちゃんと拾われていました。これはすごい。最後に、スタッフロールを見ていて思ったのが、監督の錦織敦史さんの名前が何度も何度も出てくるので過労で倒れたりしなかったか心配になりました。
では、ネタバレ防止のアフィリエイトシールド。
アイマスはシールドが分厚く張れていいですね。
では、以下ネタバレ。
6週目の来場者特典は『「眠り姫」M@TERIAL BOOK』(制作資料集)でした。
冊子のサイズはB6版です。ちっちゃめ。胸ではなく冊子が。
中身の一部をほんとうにちっちゃくお見せしちゃいます。胸ではなく画像サイズが小さいということです。
本映画のある意味メインであるところの「眠り姫」の絵コンテがばしっと載っています。読み応えはあります。小さいけど。胸じゃなくて冊子のサイズが。
今回はいつもの12人だけではなく、バックダンサーという名目で多分だけどGREEのアイドルマスターゲーム、通称グリマスのキャラが7人くらい出てきていましたが、最後まで名前が覚えられませんでした。思うに結構キャラが薄かったと思う。一度に7人が無理だったのかもしれない。7人だったかどうかも正直ちょっとわかんない。そんな感じです。多分7人でした。
それから、本当にちょい役でしたが、誰が得したのかやっぱり未だにちょっとわからない男性ユニット、ジュピターも少し出ていました。
大雑把なあらすじを説明してしまいます。
メインヒロイン春香が次回の大舞台アリーナ公演を行うにあたって正式にメインヒロインに任命されます。そして今回の舞台ではグリマスキャラもステージに乗せてしまえという(きっとリアルで)大人の事情により、バックダンサーとして7人が抜擢(グリマス内から的な意味合いで。)
忙しいさなか合宿を重ねたりしつつ、いおりんのブラジャーは黒だったりしつつ、きついレッスンを重ねていきますが、当然ながら問題が発生します。バックダンサーの子たちが(不慣れなこともあって)上手く踊れないことをメインの理由として色々あってぎくしゃくして、春香にあこがれてアイドルを目指すことになった若干春香っぽい性格の茶髪系の女の子がひとり逃亡してしまったのです。
メインヒロインとして今後の方針について決断を迫られ悩む春香。だってメインヒロインだから。果たして問題は解決するのか。そして若干春香系っぽい女の子の名前は!?もとい、可奈ちゃんはどうなるのか!
なお、上の文章は「メインヒロイン」を「リーダー」にすると若干筋が通りやすくなるかもしれません。
私は結構、面白く映画を観ました。アイマスらしい話の展開でしたし、アニメの「その後」的なエピソードもちらちらっと散りばめられていましたし。
気になったことと言えば、錦織監督は過労状態ではないのかという他には、絵が結構粗かったように思います。映画の大画面で観るわけですから、もうちょっと頑張って欲しかったなぁ。DVDやらブルーレイやらで修正されるんだろうなこれという系の、画面の背景側に居るキャラの顔とか、なんかそういう方向の粗さ。あとはあずささんは結構「空気読まない系の場面つなぎ」的なシーンで重用されているなと思ったり、いおりんは徹頭徹尾「メインヒロインもといリーダーの春香を支持して話を展開させるための同意役ポジション」でしたし、なんかストーリーに対してキャラが余ってない?と少し思うシーンや役回りがちらちらありました。
いわゆるカメラワークでは、映画だから・映画ならではというシーンはあんまりなくて、印象的にはコンサートシーンはライブDVDみたいなカメラワークだったなと思います。あれはあれでありだと私は思うけども。まあ普段なら間違いなく家で観るタイプの映画です。
さて、最後に、パンフレット買いました。
お値段1000円ですが、それなり読み応えはあります。コンテンツとして。面白かったのは、最後の数ページがいわゆる広告っぽいレイアウトでアイマスのゲームやらを広告表示させてるところ。なんか昔の映画館のパンフレットってこういうのがあったような気がしました。あとはキャラクター原案デザインの窪塚さんの春香が微妙に春香っぽくない不思議な絵だと思ったりする、関連マンガやキャラデザをやられてる「絵師」さんたちのお祝いイラストメッセージのページもありますが、なんだこれ同人誌かよとちょっと思ったり。キャストコメンタリーのページで今井さんのアーシャは相変わらずだなと安心してみたり。おススメするかというと微妙っちゃ微妙ですが、買ってすごい損した気分にはならない内容だとは思います。いわゆる、お値段なり。
以上、感想です。
色々書きましたが、アーケードゲーム時代からの古いだけのファンとしては、なんていうか彼女たちの成長ももちろん、一時期はロボットが割り込んだり一斉に声変わりが発生したりなどありつつも、とうとう映画まで上映されるようになったのは感慨深いものがありました。
ではでは。