白夜の誓い（2015年宙組）後編

2015/02/01 2015/08/30

この記事には前編があります。
前編のあらすじ：早朝は寒い。

当日券のチケットは、2500円でした。リーズナブル。
そして、２階席の最後列、１６列でした。めっちゃ遠いです。多分、当日券はいつもこの席なのではないかと思います。
そんなポジションですから、オペラグラスは必要です。当然、思いつきでひとり観劇をしているのでそんなものは持ち合わせているわけもなく、
東京宝塚劇場宙組公演貸出オペラグラス
借ります。うっは、めっちゃ紫！
宙組公演だから（組カラーというもの）らしいです。

そして、身体の芯まで冷え切って手に入れた午前公演のチケット。せっかく朝から東京宝塚劇場にいるんですから、公演デザートを食さねばなりません。温かいものとか不要です。
東京宝塚劇場宙組公演白夜の誓い公演デザート「白夜のチ～ズかい？」
このデザートの名前は「白夜のチ～ズかい？」です。
身体の芯まで冷えてるのに、さらに心もココロナシ、寒いです。
でも、デザートは超美味しかった。

で、肝心の公演の感想なんですが、
東京宝塚劇場２階最後列
流石に、２階の最後列は舞台が遠かったです。オペラグラスなしは無理です。

で、まずは劇。白夜の誓いはマリーアントワネットの時代、不倫相手のフェルゼンの国、スウェーデンの国王グスタフIII世が主役です。友を思い民を思い国を思う、そんな青年が国王になって時代を生き抜くお話です。
真っ先に思ったのは、ロシアの女帝エカテリーナ役をやられていた純矢ちとせさんが大変ブラボーでした。これは後から知ったことですが、専科の方かと思ってましたが、そうではないらしい。でも、専科の方かと思う程に、エカテリーナには貫禄と威厳がありました。
それと、スウェーデンの国王は、そう、銀河帝国のあの人でした。（黒じゃないけども）軍服がとにかくピシッと決まってるし、金髪も非常によく似合う。セリフの言い回しもサマになっている。ラストは親友に刺殺されてしまうのですが、できればスウェーデンを安定させた後に、ゴールデンバウム王朝を倒し自由惑星同盟などと名乗る反乱軍を殲滅して欲しかった。
あと、嫁さんの王女様はいつの間にデレてた？
いっつの間にか、ツンからデレってました。
でも、実咲凜音さんはマジかわいい。

そして、ショー。レビュー。PHOENIXです。
最初に、私は観劇の途中に「KANAME OUKI」と表示された瞬間に気がつきました。正直、ローマ字を読むまで、凰稀かなめさんは、おう「ぎ」かなめさんだと思っていた。心からお詫びします。
ショーは凰稀さんの変化っぷりが素晴らしかったです。セリ上がる時に、常に背中を見せてこちらを振り返る様子は、トップスターそのもの。一方で、寿つかささんの「スッシーナ伯爵」には一瞬笑いの堪え死にさせられそうになりました。寿つかささんは、私が認識できる数少ないお方です。スッシーナとか卑怯だｗ
ショーは実のところ生で見るのは初めてに近いので、とにかくテンションが上がりました。あんなにも楽しく、元気がもらえるものとは知らなかった。楽しい時間でした。
にしても、スッシーナはやっぱずるいｗ。

というわけで、はじめてのひとり観劇は無事に終わりました。
また、ショーはぜひ、見に行きたいです。

最後に、
なぜかあるゴジラ像
なぜか劇場から少し歩いた駅近くにゴジラ像がありました。
ではでは。