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Kickstarter 自宅の状態を管理したりコントロールしたりできる「Ninja Sphere」

      2015/08/29

Kickstarter Ninja Sphere

Ninjaという単語には、ものすごく過大な意味が含まれてないか心配です。
ともあれ、今回ご紹介するKickstarterのプロジェクトは、BlueToothやWi-Fi接続等を使って「自宅の状態やデバイスを管理して」「ペット等の自宅内での位置を把握できたりして」「ジェスチャーやスマホなどから自宅のデバイスを操作できたりする」、ちょっとレトロフューチャーなデバイス「Ninja Sphere」です。


このNinja Sphereは、Spheremid gatewayと呼ぶ本体、そしてWaypointと呼ぶ複数のサブ本体で構成されています。また、その他として(おそらく汎用性を高めるための)コンセントに取りつけるタイプの制御デバイスもあります。
まずは本体。
Kickstarter Ninja Sphere
裏側に電源を始めとしたソケット等がつく予定の様子。
Kickstarter Ninja Sphere
そして、サブとなるwaypointと、コンセントに取りつける電源制御デバイス。
Kickstarter Ninja Sphere
使い道としては、例えば
Kickstarter Ninja Sphere
リモート制御非対応の家電等のON/OFFを制御します。制御方法は、ジェスチャーやスマホから等ができる様子。
そして、メインデバイスとサブデバイスを屋内の離れた場所に配置してやることにより、
Kickstarter Ninja Sphere
ペット等の居場所を判断します。いわば、家庭内位置情報システムな感じ。これによって外出中にペットがどうしてるか等もチェックすることができるはずです。

Ninja Sphereは色んな無線に対応しています。
Kickstarter Ninja Sphere
Wi-Fi、Bluetooth(省電力タイプ含む)、そしてZigBee。(ただし日本でZigBee使ってる製品ってどれだけあるのか疑問ではありますが。)
もちろん、BT制御等に対応した家電等があれば、それとつなぐことができるかもしれません。

という、ちょっとレトロフューチャーっぽい夢のあるNinja Sphereなのですが、お値段は決して安くはありません。
アパート等の小規模な家から一軒家までを想定してデバイスを用意したパックが、このブログを書いている時点では249オーストラリアドルから。最小パックで「本体1つ、waypoint2つ、そしてコンセント制御1台」という感じ。なお5000オーストラリアドルを出すと、1台、オリジナルカスタマイズされた本体デバイスを作ってもらえるようです。さらについでに、499オーストラリアドルで最小パック+開発キットを先行で公開してもらえるとのこと。いずれ(半年~1年後くらい後)はオープンソースになるようですが。折角なので制御したいなと思うわけですが、入手と同時に自前で制御プログラムを作ってやろうと思ったら最小パック+200オーストラリアドルなわけです。ちょっとないなと個人的には思う。
なお送料は世界中どこでも無料です。

今のところ「どうしようかなー」と躊躇して考えることとしては、電源ソケットの形が違うため、使うには少なくとも変換が必要です。後は、技適的な部分がちょっと気になります。

面白そうではあるのだけどなぁ。。。

ではでは。

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