kickstarterで出資を募っていた万年筆VISIONNAIREが到着しました。
2015/08/29
思いのほか早く到着しました。息子の出生届を書いている最中に思い立った万年筆製作プロジェクト「VISIONNAIRE」の万年筆です。
結論を先に言えば、一時中国で生産することでコメントが荒れていたりもしましたが、品質は悪くないように思います。
さて、ご紹介です。
簡素ですがしっかりした梱包で届きました。
中に入っていたのは万年筆が入った筒状のパッケージ、そしてメッセージカード。
メッセージカードには、起案者のモルガンさんが書いたメッセージ。すごい大雑把に内容を説明すると、繰り返される感謝の言葉と、右側に貼り付けられたカードの裏側にあるコードを使えば、これから先、VISIONNAIREの公式サイトでお得にお買い物できますよ、という感じです。
筒を開けると、フェルトっぽいような、ビロードっぽいような柔らかな布の袋が入っていました。その中に万年筆が、ビニールに入った状態で格納されていました。注文した通り、クロムタイプの万年筆。
早速袋から出します。万年筆はペン先からお尻まで、すべてシルバーの色合いです。キャップはまわして外すタイプではありませんが、かなり固めの「かちっ」とした感触があるので、外れる心配はなさそうです。
ペン先。シンプルです。
IRIDIUM POINT GERMANYって書いてあるだけです。
キャップ。「VISIONNAIRE」の文字が淵に入っています。
キャップについたクリップ。
機構がなく、金属の弾性を期待しているだけの状態です。そのうち疲労して折れたりしないかなと少し心配です。
ガワはこれくらいにして、ペンを開けます。中に最初から普通の回転式のコンバータがつけられていました。外すのに少し躊躇を覚えるくらい、しっかりとした取り付けです。そしてバネ入りです。バネー。
と、しげしげ眺めてから、ようやくパイロットの色彩雫「深海」を使って書き心地を試してみることにしました。字がよれているにも関わらず、この画像だけはクリックで大きくなります。
感想としては、クロム、つるつるです。指で握っていると滑ります。太さはおそらくMだと思います。特に可もなく不可もなく、順調に書けます。太さについてはあんまり自信もなかったので、試し書きとして他のペンでも書いてみました。
というわけで、しばらく色々とこのペンを使って、馴染むまで楽しんでみようと思います。たぶん、いい買い物でした。ではでは。