MDノートブックを使ってみることにした。
2016/01/05
以前から使っていた北国シロクマノートを割と気に入っていたのですが、満足していたのは紙の質書き心地はもとより、リングノートであることなのです。
リングノートはよいです。開いた時にノートの半分くらいで綴じ部分が気になることもありません。手軽に打ち合わせで手に持って話が出来るのも、リングノートでハードタイプの表紙だからこそ。ところが唯一、リングであるが故に使い終わった後にファイリングするのが、もっとはっきり言うなら書棚に並べてもどれがどれやらわからない、というのが難点だったのです。
ですから今度はリングではないノートにすることにしました。今回も北国シロクマノートと同じミドリさんの、しかも糸かがり製本でフラットに開けちゃうノートです。
で、買おうと思ったらこのシリーズは5周年らしく、5周年限定版コットンパルプ20%配合の「MDノートコットン」が並んでいました。通常のノートと一緒に買いました。ダメ人間です。
若干、通常のものよりも色が白いノートです。というか、真っ白なんか期待していませんが、コットンノートと並べると通常のノートが白くないことがはっきりとわかります。
ですが、スマホのデジカメでページを撮影した程度では、さほど違いははっきりしません。結構黄色いのにな。
ともあれ、せっかく撮影したので載せてみます。こちらノーマル。
こちらが限定版のコットンパルプ20%入り。
それよりセーラーのジェントルインク・アプリコットがたいそう綺麗で、今まで明るいオレンジだと思っていたエルバンのインディアンオレンジがくすんで見えちゃうのがびっくりです。
書いた感触は、割とコットンの方が特に万年筆のEFでひっかかる感覚が強かったように思います。無論、書くのに邪魔になるほどではありませんが。そもそも手で紙面を撫でた時からすでにさらさらすべすべ、という感じはありません。むしろ通常版よりも少し「ゴシ・ゴシ」という感じがします。
ただ特筆するべきなのは、通常版も、
5周年限定版コットン入りも、
ほぼ日の手帳以外ほんと滲まないことがなかったエルバンのインクが滲んでいないこと。これはすごいと私は思いました。使うたびになんだか滲むなぁと思わなかった日はなかったのに。(まあ、それにしてもアプリコットの明るさはすごいな。)
とりあえずしばらく使用して、気に入ったらカバーなども揃えつつ末永く使っていこうと思います。
ではでは。