そういえば、岡山県。
2015/08/29
そういえば、数日前のことでしたが、「岡山県はPRがヘタクソでした。」という、こんなに短文なのに「でした…?」と過去形に疑問を思わせるような、岡山県のPR予告サイトを見つけたのでした。11/6にグランドオープンだったようで、すっかり忘れていたのですがサイトを覗いてみました。
恐らくは予告通りにちゃんとオープンしていたわけですが、
近隣の香川県、広島県などが面白いPRをはじめました。うらやましい……と思いながら、岡山県も考えてみたんです。
で、わかりました(太陽アイコン)
岡山県はPRするのが難しいぞと。今さら新しいキャッチフレーズをつくっても定着しないぞと。なので岡山県は、既存の言葉に磨きをかけることにしました。
「晴れの国おかやま」を売り込みます(太陽アイコン)
微妙に自虐の匂いを漂わせる文章です。
暮らしやすさとか、特産品とか、そのほか岡山県のアレコレは、やっぱり「晴れの国」にまとめることができるンですッ!
(と、自分たちだけで納得していてもしょうがない)
私が岡山に住んでいたら、この自分たちな皆さんを正座で並べさせます。
身内受けの匂いが強すぎますと。
で、結論は、つまり、
だからまず、「晴れ男・晴れ女」を全国から募集します。
ということで、募集要項も掲載されています。
6日にサイトオープンしたのに、なんと締め切りは15日らしい。どれだけ急募なんだね。そんなに時間ないなら、なぜ予告サイトなんて余裕こいたマネをしたのだね。そしてサイトキャラは「はれの くにえ」さんなのだね。
このデザイン、キグルミにならないのだろな。
まあキグルミはよいとしても、くにえさんのお父さん、
なんてか、髪の毛がちょっときもいです。。。
まあしかし、そんな内容もとりあえず「さておいて」しておけるような程度にびっくりしたのが「求む、こんな人」のページ。なんていうか、全力で他力本願な匂いのする感じです。というか、ものすごい才能のある人が超雑用をしてくれないかな的な。県の委託職員ですらなく、業務委託を受けた会社のたった4ヶ月の契約社員募集に何をそんなに期待してるのかと言わざるを得ない。
っていうか「求む、こんな人」のような人は、多分無職ではないと思う。っていうか、岡山県に特になんの恨みがわるわけでもないですが、びっくりするほどムシが良すぎてちょっと突き抜けてると思う。
そういう意味では、インパクトは十分です。
まあ、これをチャンスに何かしら自分のステップアップにしていきたい人たちがきっと豊富に集まるに違いありません。そうでなくては、ただ痛いだけで終わってしまいます。
あと、リアル晴れ男・晴れ女ですが、イベントの日だけ頑張ったら後は休みになるのかな。さすがにそれはないか。でも逆に雨になっちゃったら、存在意義に関わるような気がしないでもない。
というわけで、私個人的には久しぶりに身内ウケ全開のイベントサイトを見た気がします。同じような匂いとしてはバードカフェのおせち作成風景とか、公募で集まった候補はさておいて南セントレア市を挙げてみるとか、そんな感じです。もう少し視点を変えて企画を練って欲しかった。
なんていうか、上手く行くのを祈っています。