白夜の誓い(2015年宙組)前編
2015/08/30
ここだけの話なのですが、私は一人で宝塚歌劇団を観劇したことがないのです。そして、ここだけの話ですが、ひとりだと誰が誰だかわからないのです。全てイケメンかかわいいかしか判別できないのです。
にも関わらず、ひとりで観劇をしにいってみました。
凰稀かなめさんがご引退となる公演、「白夜の誓い ―グスタフIII世、誇り高き王の戦い―」、そして「PHOENIX 宝塚!! ―蘇る愛―」です。
最初にお断りですが、このブログ、前後編に分けましたが、前編では劇の感想は全くありません。
私は宝塚歌劇を観劇する際には、いつもいつも、長年宝塚を観劇している人(私の宝塚観劇保護者)にくっついて行っているので、なにぶんひとり観劇は初めてで、まずもってに勝手がわかりません。その上、今回はそもそもチケットがありません。
ですので「当日券」目当てに早朝から劇場前で並ぶことにしました。
当日券販売は、この日は9:30からでした。ですので、7時過ぎには現地に到着します。寒い。絶対一番乗りだと思ったのに、既に15人程並んでいました。みんなすごいな。あと、皆さん防寒対策もちゃんとしてた。正直、舐めてました。気軽に行ってなんとかなるようなものではありませんでした。
凍えそうになりつつじっと修行のように列に並んで耐えていたところ、8時過ぎからなんだか人が増えてきました。しかも当日券目当てではなさそうです。
その数、はんぱなし。
さっそく宝塚観劇保護者に聞いてみたら、教えてくれました。なんと入り待ちだったようです。(いや、今ブログを書きながら思いましたが、普通に早朝から相手をしてくれてありがとう。本当に今、思いました。)おお、これが噂の、生徒さんにお手紙が渡せたりちょっと声を交わせたりするあれか!皆さん、整然と並ばれて、なんだか立ったり座ったりを繰り返しています。どうも、生徒さんが通っている時には立っているらしいのですが、私は生徒さんを識別できません。
とはいえ、ファンクラブに声をかけるために立ち止りさえすれば、誰だかわからなくても流石に生徒さんだと私にもわかります。そういうわけで、生徒さんらしき方々を当日券の並び列から遠巻きに激写してみました。
ここら辺の画像だけ、クリックすると大きいのが表示されたりします。
たくさん通られましたし、撮影もたくさんしたのですが、ボケてないのはこれだけでした。遠くから望遠で撮影すると難しいですね。でも、最後の一枚なんか結構手慣れて来た感があります。
この入り待ちの皆さんのおかげで、当日券販売までの時間をただ凍えて過ごすだけではなく、楽しみながらテンション高く待つことができました。すごーく感心したのは、ファンクラブの方々、自分のお目当ての生徒さんが楽屋入り完了すると、ちゃんと場所を整然とどいて次のファンクラブの方のために譲るんですね。そうやって、お互いにお互いのファンであることを楽しまれているのでしょう。感服です。
というわけで、無事にチケットが手に入りました。
100周年の次は、101ですよ。
というわけで、後編へ続く。