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パイロット筆圧測定@阪急文具の博覧会2015

      2015/08/30

阪急 文具の博覧会2015

実は3回目で、実はどうも自分は今のところ皆勤らしい、阪急百貨店の「文具の博覧会2015」に行ってきました。最初は文房具屋さんが集まって特設広場で特別販売してますよっぽい感じだったのですが、なんだかだんだんとこう、テーマが解りやすくなってきているような気がします。私の「気がする」は、あまりアテにはなりませんが。


今回は限定アイテムも販売されていたりしましたが、まあそのあたりは軽くスルーして、今回怒涛だと思ったのは、もうとにかく試筆ができまくってできまくるスペースが設置されていたこと。
阪急 文具の博覧会2015
セーラーとパイロットとエルバン、それからブルー~ブルーブラック~ブラック系のものは、モンブランやペリカンなどの有名どころは総ナメする勢いで、とにかく並べられて、にょきにょきと試筆用の万年筆が棚から生えていました。
引きぬいて、すぐ手前に置かれた紙にささっと試筆して、壁にぷすっと挿して戻す。この繰り返しで、インクをとにかく試せました。これ考えた人、あほですよ。よくやってくれた。いいぞずっとやれ。

カキモリさんも出店されていました。ノートは作りませんでしたが、そっと置かれていた限定インク。
阪急 文具の博覧会2015 カキモリオリジナルブレンドインク「コンコース」
買いませんでしたが、よい色だと思います。

オリジナルのインクブレンド、皮製品の制作即売、名前の刻印など色々な催し物がされていましたが、今回はパイロットさんの筆圧測定をさせてもらいました。
パイロット 筆圧測定
これが筆圧測定の装置。お願いして写真を撮らせていただきました。
写真の左側にある、真四角な体重計のようなものが、筆圧をはかるために文字を書く台です。これまた、これが体重計であれば、数値が出そうな枠の部分(箱の真ん中・上部の部分)が筆圧を検知します。
つまり、枠の部分にメモ帳のような、少し厚手の紙が置かれて、
パイロット 筆圧測定
紙には2本の線があり「線の間に名前を書いてくださいね」という簡単な解説だけもらい、インクフローのよい万年筆をお借りしてカカカッと名前を書けば、測定はあっという間に完了。右側の装置から、震度計のごとく筆圧が印字されて出てくる仕組みです。
パイロット 筆圧測定
赤い部分は、パイロットの方の解説に基づいて、私が画像加工しています。筆圧はだいたい平均で130g~150gくらいなのだそうです。ゆっくり文字を書く方なら、この紙はもちろん横に長くなっていくそうですが、私はカカカッと書いてしまうクチなので、あまり長くはありません。で、筆圧をはかり終えたら、判定シートで点数を出して、合うペン先の判定と、まさかの性格診断です。おお、性格診断されるとは思わなかった。
パイロット 筆圧測定
シートの詳細は、ぜひ筆圧測定を受けて確かめてみてください。
なかなかおもしろかったです。

ボールペン、万年筆について色々とお話が聞けて楽しかった。筆記具について学び直す、そして触れて楽しむよい催し物だったと思います。阪急さんグッジョブ。
次回もまた行ってみたいと思います。

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