大阪市歴史博物館へ行って来た
2015/08/30
通りすがることは多かったのですが、(そのうち橋下さんに仕分けされるかもしれんし)一度立ち寄ってみようと思い立ち、大阪歴史博物館へ行ってみました。きっと大阪市の子どもは一度は学校で来ている気がする。
ちなみに場所としてはこの辺りです。
大阪城近く。
ここら辺には官公庁周りのものが多いようです。
大阪城が見えるのはもちろんのこと、
現在、耐震工事中の大阪府庁も通りすがり、さらに最近リニューアルした(という噂の)大阪府警の前を通ります。
で、NHKのビルとくっついて併設されている博物館に到着。
常設展だけ観て来たのですが、意外に面白かったです。
とりあえず難波宮があったことに驚いたし、大阪がほとんど海同然の地形だったことにも驚いたし、
そもそも平安京が終わっていないことにも驚いた。
平安京終わってない!
平安京は現役です!
で、色々な解説をするにあたって、ジオラマが組まれていたのですが、これがまたよくできている。
昔の都の模型は元より
現在の大阪城…あ、これは本物でした。
町並みのジオラマ。屋根とか細かい。
芝居小屋。内側と入口側。
ジオラマ作りたくなりますね!
さて、一時期大阪は東京よりも人口が多い、日本最大の都市という反映っぷりだったようで、そんな時代を「大大阪」と呼んでいるようです。
その大大阪を1/1で再現した町並み。昭和と呼ばれたよき時代の、アーケードのある夜の狭い商店街の道を歩いている感じになります。まあ、夜なのは博物館の中なので薄暗いのが原因なわけですが。
八百屋さん。「薄利多売」が大阪らしい。
こういうフォントは実に洒落ています。
矢の飛ぶ如く売れる日の本タビ。
大歌舞伎。何ともにぎやかです。
後は古い冊子やチラシの展示物も。細かくなるので、実物を観られるといいと思います。フラッシュ撮影は禁止と書いてあったので、撮影はそっとフラッシュを焚かずに。
大大阪って辺りが大阪らしいなと思いますし、平安京が終わってない辺りが京都ェ…とも思いますし、何より精細なジオラマも1/1スケールの町並み再現も、とても楽しかった。足しげく通うところではないのですが、立ちよる価値は十分にあります。
ではでは。